Focus on: 1 on 1 Meetings
上司と部下の1on1ミーティング。
人事評価面談とは違って上司が部下を評価し指摘する場ではなく、部下の現状や悩みを聞きながら部下に解決策を考えさせることで、部下の成長を促すことを目的にしています。
シリコンバレーでは当たり前の文化で、近年ではヤフー、楽天、メルカリといった大手日系企業でも取り組みが進んでおります。
日本国内でも外国人の雇用が促進されるに従い、1on1を英語で実施する機会も今後ますます増えてくることと思います。
そこで海外で生きる人のための情報サイト「アブローダーズ」に寄稿いたしました。
英語1on1ミーティングで効果的な5つのキラー質問
(以下、一部抜粋)
1on1の質を劇的に変える5つのフレーズ
1.How are things going? (最近 調子はどう?)
2.What are your goals?(何を目指しているの? ゴールは何かな?)
3.Why are they important to you? (なぜそのゴールは君にとって重要なのかな?)
4.How will you achieve this goal? (どうやってそのゴールを達成するの?)
5.How will you hold yourself accountable and stay committed to your goal? (どうやって責任感を維持しながら、そのゴール達成にコミットする?)
最後に、英語で1on1をする際の大事な心構えを記しておきます。
上記の質問に対して想定外の回答が返ってくることがあると思います。
例えば、“What are your goals?” に対して、「今の会社で〇〇のスキルを学んだあと、△△(会社名)に転職して給料を2倍にしたい」など……。
そういった場合も上司は感情的にならず、その違いを受け入れる心構えが必要です。
マネージャーはニュートラルであるべきですし、異文化コミュニケーションは異なる文化で育ったヒトの考え方、価値観、アイデンティティーとの相互作用であり、協働するためにはその違いを否定しないことが何より大事だと僕は思います。